寛永二年十一月二十二日(西暦1625年12月21日)、当家初世は「髙麗左衛門」の名跡を毛利秀就公より拝領いたしました。
萩焼の開窯自体は1604年の毛利公の萩入府の前後まで遡ると見られ、以来当家は同地にて作陶を続けておりますが、本年2025年は当家にとって、家名拝領よりちょうど400年の節目の年と呼ぶことができるかと存じます。このような長きに亘り一つの生業を続けることが能いましたのも、この名をお授けいただいた毛利公をはじめ、多くの皆様に時代を超えてお支えいただいた賜物かと存じます。
そのご恩に応えるべく、これからも私どもはこの地に在り続け、やきものを作り続ける所存でございます。
どうぞ今後ともよろしくご支援のほど、お願い申し上げます。

十四世 坂髙麗左衛門